一瞬でそんなことができるのか?
そう思われたのではないでしょうか?
ここでお伝えする手法は簡単で効果があり かつ応用が利きます。
なぜかこれは感情を生み出す元なのですが
多くの人が感情がなぜ生まれるのかご存じありません。
しかしこれを活用すれば感情のコントロールがしやすくなります。
さて、それはトライアドといわれる
姿勢・身体、
視点、
言葉
の3つからものです。
はっ?、なんだそんなもの?
という方も多いのではないでしょうか?
しかし、これを知っているのとしらないのでは大違い。
まずは一番大きい姿勢・身体について。
姿勢をよくするだけで、感情や気分が変わります。
例えば落ち込んでいるときには
どんな身体の使い方になっているでしょうか?
胸を張って落ち込むということは
あまりないのではないでしょうか。
つまり、ふつうは気持ちが
落ち込むから前かがみの落ち込んだ姿勢になるのですが、
実際には落ち込んだ姿勢をとることで、
落ち込んでいくわけです。
トライアドで説明すると順に、
無意識に前かがみ。視線は低く、
言葉ははぁ~という感じ。
これを逆にしてみてはどうでしょうか?
胸を張って、視線は30度くらい斜め前へ、
できる!といってガッツポーズをとる。
これで落ち込むのは相当、難しいです。
身体の使い方でホルモン分泌が
かわるという実験をしたアメリカの 社会心理学者エイミー・カディが
面白い調査をしてTEDというトーク番組でプレゼンをしています。
・2分間、力強いポーズをする
→ テストステロンが20%増し
・2分間、力の弱そうなポーズをする
→ テストステロンが10%減少する
人はどのような姿勢をするかで
脳内ホルモンの分泌も変化するという調査報告です。
このデータを見ても人の姿勢が
具体的にホルモンに影響し、
ひいては発想や身体、 臓器の活動にも
影響を与えることが解ります。
さらに落ち込んだポーズをすると
ストレスが高いときに出るコルチゾールというホルモンが
分泌されるそうです。
このホルモンは血糖値や筋肉、免疫に作用されます。
机に座り、かがみこんだ姿勢でPCばかりを見るのは
よくないといわれますが
姿勢をよくするだけで相当、変わると思います。
一瞬で気分や感情が変わる!
それはこんな簡単な方法でもできます。
手をパンと叩いて、前向きに、
「よし、頑張ろう」これだけで
トライアドの要素を変化させているため 効果があります。
どうしも落ち込んでしまうことがあったら
姿勢をまずはよくしてみましょう。
そして自分が絶好調だったときのことを思い出しながら
そのときにとっていたポーズ、視線(考え方やフォーカスも含めて)、
そしてどんなことばを発していましたか?
それをぜひ再現してみてください。
これはトライアドレシピという方法で
最高の時の自分のとるトライアドを記録しておき
それを再現するものです。 なんども繰り返し行ってみましょう。
人前でやるのは恥ずかしいと思う方は、
イメージの中で繰り返してみてください。
それだけすがすがしい気持ちになり力が湧いてきます。
追記 きっと考える人の像はいい考えがでなかったような気がします(笑)
0コメント